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樹[ITSUKI]の信州日記

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2011年 07月 17日

森の若者達

この連休に都会の若者達が森にやってきました。
今日の信毎にも大きく写真付きで載っていましたね。
今回は初の二日間に渡る日程で、作業も体験もてんこ盛り!
私は森の作業をお手伝いさせて頂きました。





林業の作業の中でも最もキツイと言っても過言ではない下草刈り。
夏の暑い時期に皆伐跡地(つまり日陰が少ない)の半端ではない草丈の中を
手鎌一つで若者達が草を刈り込んでいく。

着手する前はキツイ斜面にどうアプローチして良いかも難儀していた面々が一度斜面を登り始めると、たちまち活き活きとした目で下草をどんどん刈り倒していく。
そんな姿を見て、「あぁ今の若者達にはこんなパワーがあるんだ。一歩踏み出すきっかけさえあればパワーを発揮できるんだ」と、なんだか年寄りの様なことを思ってしまいました。

人のパワーというものはなかなか計り知れない事も実感しました。
ほぼ横一列に並んで一斉に斜面を上がるようにスタートした20人弱。
10メートルも刈り上がれれば。。。との想定は早い段階で裏切られたのは先の通り。
立っているだけでも汗が止まらない様な暑さの中、大きなケガもなく良い汗を皆さんたっぷりとかけたようです。

二日目は別の現場で、こちらは打ってかわって割と平坦な2年前の植林地。
昨日の作業の疲れや夜の部の疲れも大して見せず、朝からの酷暑の中をまた大汗を掻いて頑張ってくれました。
しかし若さってスバラシー!!!!!(ウラヤマシー!!!!)
かえってこちらがパワーを頂いた気がします。

木の笛も皆さんに紹介できたし、お買い上げ頂いた方もいらっしゃいました。
本当に有難う御座いました。
お買い上げ頂いた金額の半分は森林整備に役立てる為に信州そまびとクラブへ寄附させて頂きます。
木を身に付けることで、木を、山を、想って頂ければ何よりです。
何事も想う所から始まる。私はそう想います。

by woodwork_i | 2011-07-17 20:58 | そまびと


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